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二月十六日金曜日。



 春はもうすぐ来る、それは分かっているが寒すぎる。学年末テストはもうすぐだが全然勉強していない。まあ、受験は来年だ。多分、大丈夫だろう。
 テスト週間で部活がない。つまらないが、楽だ。家でのんびりできる。けど親に勉強しろと叱られる。それは嫌だ。
 学校の授業が終わり家に帰ったら、ケータイにメールが入っていた。友達からだ。適当に返事を打って送っておいた。返事は、返ってこない。
 何もする事がないから勉強でもするか、と思った。ふと窓を見ると何か白いもやのようなものが上から降っている。何だろうか。
 外へ出てみた。それは、雪だった。そういえば雪を見るのは何年振りだろうか。まだ春は来ないのだろうか。いつ春が来るだろうか。春はもう来ないのだろうか。
 そんな事はない、春は絶対来る。そう心に思う事にした。地球温暖化は進んでいるが、まだ季節は動いているはず。庭には桜の木が春はまだか、まだかと待ちわびている。けど、いつかは来なくなるかもしれない。その日をなるべく遅くしたい──そう思った。将来は、

-<Fin>-

P.S.
 主人公は天才中学二年生という(むちゃくちゃな)設定です…。
読んでくれた方、ありがとうごさいました。

収録:文集「秋の風冬の空」(2006年12月発行)

あとがき


(C)Echigawa karasu 2007

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