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机上詩同好会〈第3幕〉


「私、そろそろ寿命かな」
 彼女はそう言った。
「ど、どうして?」
「何となく」
 そう、あっけなく言ったのだ。
「そんな事、軽くいっちゃいかんよ」
「軽くなんて言ってない。数日前からずっと感じてたの」
「へぇー」
「そっちこそ、軽く聞き流してるでしょ」
 図星だった。
「だから、今日一日一緒にいてよ」


さらに数日後のこと。
「今日、×××××(彼女の名前)さんが亡くなったと連絡が入りました───」
 朝、突然担任が言った。俺はただ、驚くばかりだった。
 彼女の言う事は、本当だった。それだけしか、頭にない。
「両親によると───」
 その後の担任の話なんか、頭に入らなかった。


(C)Echigawa karasu 2008

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